日本在住の中国人女性 中国で家族が迫害されたと訴える

日本に住む華裔の女性、楊彩英さんは、自身の家族が中国で迫害を受けており、彼女は日本の街頭で家族が中国共産党(中共)の警察に拉致され、暴力を振るわれる様子を映した動画を流し、日本人や中国留学生の関心を集めました。

楊彩英さんは名古屋市に在住し、長期にわたり家族が中国で受けた迫害の映像を公開し続けています。

楊彩英さんによると、彼女の家族は江蘇省常州市金壇区に住んでおり、2023年2月から母親と妹が何度も北京に赴き、常州市政府の違法な土地収用を訴えましたが、北京市公安局西城分局府右街派出所の警察に阻止され、常州市の駐京事務所の職員に何度も拉致され、暴力を振るわれたとのことです。

楊彩英さん
「駐京事務所が指示して、暴力団に手を出させることがあり、時には彼らが一緒に動くこともありました。今回、母は最初は一緒に手を出され、その後、黒い車に押し込まれました。黒い車に乗った後、駐京事務所は暴力団に母を攻撃するよう指示しました。暴力団は母を車の隙間に押し込み、一人が頭を押さえ、一人が足を押さえて、母を殴りました」

楊彩英さんは、母親が72歳で心臓病や高血圧などの病を抱えており、妹の楊麗さんは腎不全を患っていると訴えました。彼女たちは中共の警察による違法な拘留と暴力を何度も受け、その結果、二人の病状は悪化しています。

中国国内での陳情が通らないため、楊彩英さんは日本の街頭で家族が受けている迫害を公表しました。その結果、中共当局者から脅迫を受け、家族との連絡手段であったWeChatアカウントも凍結されました。

楊彩英さん
「(中共の官員から)『あなたの娘はこの件を全世界に知らしめた』と言われましたが、私はもちろん、全世界に知らしめる必要があります。彼らは私の家族を虐待し、いじめることができるのに、私がそれを全世界に伝えてはいけないのでしょうか? 私はただ事実を述べているだけで、それを他の人に示しているだけです。今私にできることは、彼らの行為を暴露することです。なぜなら、彼らは私の家族に対して暴力を振るい、殴り、病院に行くことさえ許してくれないからです。これらは私たちの家族が受けた事実であり、過去から現在に至るまで経験していることです。私は必ずこの事実を暴露しなければならないのです」

楊彩英さんが、日本の街頭で家族が中共警察に拉致され、殴られる動画を流したところ、多くの日本人や中国留学生が驚いたと語りました。ある中国留学生は、彼女に「自分が大学で研究しているテーマは中国です」と伝えました。

楊彩英さん
「彼は中国にいくつかの問題があることは知っていましたが、こんなに深刻だとは思わなかったと言っていました」

 
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