中共ロケット軍の高級幹部6人が相次いで死去
最近、中国共産党(中共)ロケット軍およびその前身である第二砲兵部隊の高級幹部が相次いで死去し、外界の関心を集めています。10月16日、中共の代弁メディアである新華社が訃報を発表し、中共の中将であり元第二砲兵部隊副司令員の張余亭が病気治療の甲斐なく、10月3日に北京で77歳で死去しました。張余亭は、かつて失脚した中共ロケット軍司令官、魏鳳和、周亜寧、李玉超と長年にわたり第二砲兵部隊で共に勤務していました。
2023年7月に発覚したロケット軍の汚職事件以降、ロケット軍およびその前身である第二砲兵部隊の高級軍幹部が少なくとも6人、相次いで死去しており、そのうち4人は中将です。
その中には、元ロケット軍副司令員の呉国華中将が含まれており、2024年7月4日に北京で死去しました。公式発表では病気治療の甲斐なく死去したとなっていますが、中国本土のSNS上では、彼が自宅のトイレで首を吊って死亡したとの情報が流れています。
また、他の4人はそれぞれ、第二砲兵部隊の王作義、王守仁、史克信、孫清和です。
李嘉誠親子 郵儲銀行H株を売却し 4.75億香港ドルを現金化
中国と香港の株式市場が最近激しく動揺する中、香港の富豪「李嘉誠氏の動向が再び注目されています。10月20日、複数のメディアが報じたところによると、李嘉誠氏と長男の李沢鉅氏は、中国郵政儲蓄銀行(郵儲銀行)のH株を2回にわたり売却し、合計約1億100万株を手放しました。
香港証券取引所の開示情報によると、李嘉誠氏と李沢鉅氏は10月14日と10月17日にそれぞれ郵儲銀行のH株を売却し、売却した株数はそれぞれ7851万7千株と2280万1千株、合計で約1億100万株にのぼりました。
この2回の売却において、平均売却価格はそれぞれ1株あたり4.6711香港ドル、4.7375香港ドルとなり、合計金額は約4.75億香港ドルに達しました。これにより、李嘉誠親子の保有割合は9.03%から7.96%に減少しました。
李嘉誠氏の動向は常に投資の動向を示す指標と見なされており、今回の親子による郵儲銀行株の売却はすぐに大きな話題を呼びました。
「これは一つのシグナルだ。銀行株が下がるということだ」という声もあります。
また、「さすが賢い人だ。今は間違いなく段階的に高値だから、まず売っておいて、その後の買いか売りは柔軟に対応できる」という意見もありました。
さらに、「月曜日の株式市場は厳しそうだ」と語る人もいます。
中国郵政儲蓄銀行は、中共の国有大型商業銀行であり、中国の六大国有銀行の一つです。2016年9月に香港証券取引所に上場し、2019年12月には上海証券取引所にも上場しました。