12月10日の世界人権デーに、東京・文京シビックセンターで日本法輪大法学会主催の『法輪功学習者証言の集い』が開催されました。この集いでは、10人の法輪功学習者が、自身や家族が中国本土で受けた迫害体験について証言しました。
午後2時に集会が開始され、主催者である日本法輪大法学会が挨拶を行い、中国本土での法輪功迫害の背景や理由について参加者に説明しました。その後、証言者が一人ずつ登壇し、自身や家族が受けた迫害について語りました。
法輪功学習者 張樹莉さん
「太い竹の棒や手刀で何度も打たれ、竹の棒が何本も折れるほどの暴力を受けました。彼らは殴ることに飽きると、今度は電気棒を使って私の頭に電気ショックを与えました」
法輪功学習者 姚四萍さん
「内モンゴルの再教育労働収容所に送られた後、私は長時間、危険な環境で汚染された作業を無防備な状態で強いられました」
参加者たちは、迫害を受けている学習者たちと交流を重ね、中国共産党(中共)による法輪功迫害の残酷さについて深く理解を深めました。
元日本国会議員 中津川博郷氏
「(法輪功)学習者の皆さんが今日証言されたことは、とても意義のあることだと思います。まだこんなことが行われているなんて、絶対に許しません」
中共は25年にわたって法輪功を迫害しており、多くの法輪功学習者が生涯治らない身体的虐待を受けました。
法輪功学習者の孫俊さん
「刑務所では、妻の歯は、すべて抜かれ、毒を体内に入れられました。その毒の影響で、彼女の思考は混乱し、正常な判断ができなくなりました。さらに、過去の記憶のほとんどを失ってしまいました」
張霞さん(法輪功学習者 孫俊さんの妻)
「拘置所で私を世話していた人たちは、私が死んだと思っていました。彼らは私に死人の服を着せました。でもその後、私は生き返りました。私を救ってくれたのは師父です」
法輪功学習者たちは、国際社会が法輪功への迫害に対してさらに注目し、その阻止に向けて協力することを求めています。
姚四萍さん
「中共による残酷な迫害に対し、世界中の人々が立ち上がり、一日も早くこの迫害に終止符を打つことを願っています」
法輪功学習者 龔金均さん
「このような活動を通じて、母の迫害を少しでも軽減する方法を見つけたいと思っています。そして、日本の人々や政府が、中国での法輪功迫害にもっと関心を持つことを願っています」
世界人権デーにあたり、彼らは家族が一刻も早く自由を取り戻せるよう、国際社会からのより多くの関心と支援を求めています。