オペラ歌手や元OSKトップらが大絶賛「全てが最高峰」「参考になった」「神がかり」…神韻西宮公演が開幕

オペラ歌手や元OSKトップらが大絶賛「全てが最高峰」「参考になった」「神がかり」…神韻西宮公演が開幕

7日、日本を巡回公演中の神韻芸術団は、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで公演を行い、劇場で好評を博した。(大紀元合成)

2025/01/08

7日、日本を巡回公演中の神韻芸術団が兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで公演を行った。世界最高峰の中国古典舞踊を届ける夢の舞台に、劇場から称賛の声が届いた。

米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、現在中国で失われかけている伝統文化の復興を掲げ、世界各国の劇場で毎年一新した演目を披露している。世界最高峰を誇る中国古典舞踊と音楽の舞台に、芸術や芸能界、政界、経済界、学術界など各界の観客から絶賛する声が相次いでいる。

現在、神韻は8つの同規模の芸術団を擁し、アメリカやヨーロッパをはじめ世界各国で同時に巡回公演を行ない、一大センセーションを起こしている。

「全てが最高峰で素晴らしい」…オペラ歌手が感嘆

7日、オペラのソプラノ歌手である中本椋子さんは兵庫県立芸術文化センターで神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

オペラのソプラノ歌手である中本椋子さんは、神韻の公演について「とにかく壮大で、どのシーンでも素晴らしい」と絶賛した。神韻の公演を鑑賞するのは2回目だという。

記者からどの演目が感動したかと聞かれると、「全部ですね」と答え、「舞踊がバレエとか新体操を通り越して素晴らしいと思いました。どれだけ訓練されたらこんなに素晴らしい踊りが踊れるんだろうな」「演者の方や技術など、全てが最高峰で素晴らしいなと思って感激しました」と語った。

神韻ダンサーが唐代の最盛期を表現した舞踊を披露(神韻芸術団提供)

神韻の公演は古典舞踊や舞踊劇、歌曲の独唱、中国楽器の独奏など、約20の短い演目からなる。高難度なベルカント唱法で美声を放つテノール歌手の独唱について、「ビブラートとかがないまっすぐな綺麗な声がすごかった。とてもピュアな声で、すごく綺麗だなって思いました」と感動を語った。

歌詞についても、「気持ちが伝わってきて、一生懸命な気持ちがダイレクトに伝わってきました」と語った。「いつか一緒にデュエットとかもさせていただけたら嬉しい」

趣味でフラメンコをやっているという中本さんは、神韻の公演を通して参考になったところがたくさんあったという。「全てにおいて参考になりますし、見せ方とか、全て衣装から、CGから、何よりも踊りがすごく素晴らしいなと思いました」

「正月に鑑賞して、絶対いい年になりそうだなっていう気持ちになりますし、本当に年の初めから綺麗なものを見せていただいて、本当に感動しました」と、中本さんは感銘していた。

元OSKトップが「本当に総合芸術として素晴らしい」と演出の妙讃える

7日、古典芸能の講談師の桜花昇さんは兵庫県立芸術文化センターで神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

「素晴らしかったです。一糸乱れず踊りと鮮やかな映像がマッチして、すごいアドベンチャーで楽しい旅をさせてもらった気分です」そう語ったのは古典芸能の講談師の桜花昇さん。OSK日本歌劇団の元男役トップスターとして活躍してきた。

卓越した舞踊について、「男性も女性も美しいんですけれども、男性が新体操のようにしなやかな柔軟性と身体能力を持っていることにも感動しました」「どれくらい練習されたんだろうと思って感動して見ておりました」と絶賛した。

中国古典舞踊を踊る神韻芸術団のダンサーたち(神韻芸術団)

桜花さんは、舞踊のみならず全体の演出効果についても賞賛していた。「本当に総合芸術として素晴らしかった。身体にマッチした衣装の布のまとい方とか、さばき方とか、全てにおいて上手く表現されていて、とても感動しました」と、演出の精巧さを讃えた。

中国古典舞踊と最新のテクノロジーを組み合わせた「視覚の饗宴」は観客の心を震わし、東西の楽器が融合したオーケストラが奏でる妙音は舞踊を引き立てる。米紙「シャーロット・オブザーバー」は、「色彩と音の祭典…中国の古典文化が最高の形で満開」と神韻の公演を絶賛している。

神韻公演の演目には古代中国の伝統文化だけでなく、法輪功学習者などの無辜の善良な人々が中国共産党による迫害を受けている現代中国の実情を描いた場面もある。

こうしたことについて、「心が痛くなりました」と語り、「今でもこんな心の痛むことが世界で起きているんだなということがひしひしと伝わってきた」と、現代中国の現状への驚きを語った。

最後に、桜花さんは「神韻、絶対大切に守っていくべきだと思います」と締めくくった。

「大胆さ、しなやかさ、繊細さが全部詰まっている」舞台プロデューサーが称賛

7日、舞台プロデューサーである大和絵奈さんは兵庫県立芸術文化センターで神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

舞台プロデューサーである大和絵奈さんは、公演を鑑賞し終わった感想として「本当に素晴らしかったです」「今気持ちが本当に清々しい気持ちでいっぱいです」と語った。

大和さんは、古代の叡智が詰まっている神韻の公演を見て、子供にも見てほしいと語った。「たくさんのこれからの未来の子どもたちに見てもらいたいなって思いましたね」と希望を語った。

神韻の公演では、唐代宮廷の宮女の優雅な舞踊、三国志の武将の武勇伝、そして後世に受け継がれる老荘思想の知恵などに触れることができる。

2023年神韻公演の演目「楊貴妃」のシーン(神韻芸術団提供)

大和さんは、ダンサーの表情にも注目していた。「皆さんの笑顔から出る自然な美しさなど、細かい表現もされていた」ことに感動したという。「そういった大胆さ、しなやかさ、繊細さが全部詰まっていたと思います」と讃えた。

7日、一級建築士・田中雅朗さんは兵庫県立芸術文化センターで神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

一級建築士・田中雅朗さんは、「幕と幕の間も短いので、すごく集中して見れる。だらだらと長くないので、話もすごくわかりやすい」と語った。

田中さんは、神韻について中国政府がバックアップしていると思っていたが、後で中国政府とは全く関係ないと気づいたという。

神韻芸術団は、共産主義以前の中国文化を復興させることを使命としている。全世界で巡回公演を行っているが、中国本土ではこの公演を見ることができない。伝統文化における美徳などと相いれない無神論や闘争の哲学を標榜する中国共産党政権は公演を禁止している。

伝統文化の復興という使命について「すごく応援したい気持ちになりました」と、神韻に賛意を示した。

「素晴らしい」「神がかり」絶賛の声続々

7日、警察巡査部長である国元和彥さんは兵庫県立芸術文化センターで神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

警察巡査部長である国元和彥さんは、「今日の踊りは素晴らしかったですよね。 それで生演奏も良かったですし、楽しめています」と笑顔で語った。

「やっぱり音響って言いますかね。それがすごい、映画とはまた違うんで、すごい楽しいですね」と称賛していた。神韻の公演では、舞踊の伴奏としてオーケストラが生で演奏する。

記者から好きな演目を聞かれると、『西遊記』をモチーフにした舞踊劇だと答え、「やっぱり日本でも親しみのある話なので、すごくわかりやすかったです」と述べた。

7日、不動産会社で管理職を務める橋本孝子さんは兵庫県立芸術文化センターで神韻の公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

不動産会社で管理職を務める橋本孝子さんは、姉妹で神韻の公演を鑑賞した。「本当に天女の舞みたい。天女の舞って感じで、すごい素敵でした」と感動を語った。

さらに、「本当、神がかりのような感じだもんね。本当に皆さんがどんなに努力して、あそこまでされたのかなと思った」と感嘆していた。「神韻」にはまさに「神々の舞の美しさ」という意味が込められている。

神韻アーティストが舞踊を披露(神韻芸術団提供)
神韻のダンサーたちがショーのステージでパフォーマンスを披露。(神韻芸術団提供)

橋本さんは、「男性も女性も、そのすごい跳躍がすごいよね。人間技とは思えないようなすごさがありました」と、神韻ダンサーの身体能力について称賛していた。

男性歌手の独唱についても、「歌詞もすごく考えさせられました。なんかちょっと感動して、胸が熱くなりました」と語った。

友人にも神韻の公演を勧めるという。「また来年もまた見に来たいなと思います」と締めくくった。

名古屋と京都で公演を終えた神韻芸術団は、今後兵庫や埼玉、東京、大阪などで公演を行う予定。神韻2025日本公演のチケットはホットライン(0120-91-8487、午前10時〜午後5時)のほか、公式ホームページからも購入することができる。

今年で創設18年目を迎える神韻は、現在8つの同規模の芸術団を抱え、それぞれが世界ツアーを行っている。昨シーズンには24か国の200近い都市をめぐり、数々の世界トップレベルの劇場で満員の大盛況を記録した。毎年、著名人や政治家、芸術家など各界で大きな反響を呼んでいる。

イタリア・ベルガモ市の著名な劇場「Teatro Donizetti」での神韻公演(神韻芸術団提供)
神韻台湾公演で観客に手を振る台湾の頼清徳総統(観客提供)
2018年、神韻芸術団のサンフランシスコ公演開催を告知する、戦争記念オペラハウスの広告(大紀元)

(大紀元エポックタイムズより転載)