王軍濤氏 李洪志氏の文章に感銘『善良を守ることが人生の進むべき道』

中国民主党全国委員会の共同主席である王軍濤氏は、法輪功創始者・李洪志氏が最近発表した文章『人類はなぜ迷いの社会なのか』を読んで、執筆者に対し、同文章が現在の混乱の根源に直接言及し、人類の最終的な救済の道を示していると語りました。

王軍濤氏は、海外で著名な反共民主活動家です。北京大学で学士号を取得した後、米国のハーバード大学ケネディ行政大学院で修士号を取得し、さらにコロンビア大学で政治学の博士号を取得しました。中国本土での民主化運動に従事したため、中国共産党(中共)によって何度も投獄されています。現在、王氏は中国民主党全国委員会の共同主席を務めています。

中国民主党全国委員会共同主席 王軍濤氏 
「たとえ私たちのように人類の運命に深く関心を持ち、世界が良い方向に進むことを願う者であっても、現実にこの世界が多くの面でますます悪化していると感じる時、当然ながら多くの事象が今日の軌道に沿って進んでいくとすれば、全体として世界がますます狂っていき、将来的に本当に人類が滅びるかもしれないと思うのです」

2023年1月20日以降、李洪志氏は『なぜ人類はいるのか』『なぜ衆生を救い済度するのか』『なぜ人類は迷いの社会なのか』の一連の文章を発表しました。

王軍濤氏は李洪志氏の文章を次々と読んだ後、李洪志氏は乱れた世界に救いの道を示していると考えました。つまり、天体が成・住・壊・滅の最終段階に入り、すべてが滅亡に向かう時、こうした文章が世に現れて、人々に迷いから抜け出す道を直接指し示しているのです。

王軍濤氏 
信仰を持つ者にとって、これは比較的理解しやすいことです。創造主は慈悲深く憐れみの心を持ち、宇宙の崩壊と共に、衆生やあまたの神々の体と魂が永遠に消えることを望んでいません。そこで、(創造主は)地球という場を与え、(衆生やあまたの神々には)迷いの中で苦しみながら修行する機会が与えられ、最後その迷いから抜け出した者には、新しい宇宙へと戻る機会を与えようとしているのです」

王軍濤氏は、「混乱の根本的な原因は、実は人々の心が悪くなったことにも由来している」と考えています。

王軍濤氏 
「たとえば、核戦争や疫病、環境や自然に関する大規模な災害などの出現は、これらは一見すると人間が抗えないものであり、これらの問題が人間の破壊行為や心の悪化に関連していると広く信じられています。科学や技術が発展し、さらに自由な条件が整うと、人々の心は次第に貪欲になり始めます。人間性がさらに乱れると、当然、社会もますます混乱し、人々の関係も乱れ、人々は自分に対する抑制もなくなっていきます。こうした結果として災難が引き起こされ、いわゆる天災も、根本的には人災といえます。すべては人の心が正道から外れることによってもたらされた災いなのです」

王軍濤氏は、中共が政権を掌握して以降、人類の良知や道徳を破壊し、人々を深い絶望の淵へと導いてきたと述べています。しかし、彼は「この文章はまた、人々に困難の中でも善良さを保つことができれば、幸運を招き、災いを避け、明るい未来に向かって進むことができると励ましている」とも信じています。

王軍濤氏
「なぜ退党、三退、そして『九評』(共産党についての九つの論評)から始めなければならないのかというと、それは人の心が良くなければ、どのような制度でもあなたを救うことはできないからです。

なぜなら、これらすべての制度の中で、人が必ずしも良くなる保証もなく、人類の滅びを防げる保証もないからです。私たちは自由や民主主義の中にあっても、その現実を目の当たりにしています。

逆に言えば、最も重要なのは人の心、すなわち人の心の中にある善を守ることです。これこそが人類にとって唯一の道です。

本性を堅く守り、無明の世界で迷ってしまい真理が見えない時でも、本性を保ちながら一歩一歩、苦しい修行を重ねることで、やっと幸福に到達できるのです」

 
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