中国で再び感染が拡大し、複数のウイルスが同時に猛威を振るっています。各地の病院は満床状態となり、学校でも集団感染が発生、死亡者数が急増しています。中国共産党(中共)の高官も相次いで病死していますが、当局は事実を徹底的に隠蔽しています。
中国・暨南大学付属順徳病院 李堃宜氏医師
「最近、(新型)コロナに感染する患者が再び増え、一部の患者は再度陽性となっています。また、咳が続いて非常に苦しんでいる方もいます」
最近、北京市、天津市、甘粛省、浙江省など多くの地域で病院が満員になっており、特に小児科の診察件数が倍増しています。ネット上では「救急外来が人であふれ、診察の予約が取れない」との声があり、子供を診察に連れて行く保護者に対して「必ず事前に予約を取るように」と注意を呼びかけています。
しかし、中共の公式専門家や党メディア、病院までが「マイコプラズマ肺炎」が再流行したと主張し、新型コロナウイルス(中共ウイルス)については言及を避けています。
11月13日、北京市衛生健康委員会は、児童の「肺炎マイコプラズマ」感染に対応するため、市内の85の医療機関が小児科の夜間救急診療を提供できると発表しました。
しかし、多くの人々がインターネット上で自身や家族が感染した体験についてコメントし、中共ウイルスの感染症状と同様であること、さらに合併症を発症して入院している人が非常に多いと述べ、当局が再び感染状況の真実を隠しているのではないかと疑問を呈しています。
江蘇省の陳医師
「患者数が多すぎて、病院の手術が終わりません。内科の医師は6、70人いますが、患者がどんどん増えて終わりが見えません」
同時に、ノロウイルスも中国で流行しており、特効薬はありません。11月以降、福建省、浙江省、西安市など各地の小学校でノロウイルスの集団感染が疑われる事例が見られ、休校措置を取っている学校もあります。
中国本土のメディア関係者
「最近、多くの人が病院に向かっています。北京、河南、浙江、広東などの各地で疾病予防センターが緊急通告を発表しています。なぜかというと、ノロウイルスによる急性胃腸炎が現在、発症のピークに達しているからです」
感染拡大とともに死亡者数も増加の一途をたどっています。国民の間では、身近な人々が、若者ですら突然死するケースが増えているといいます。
北京市民の張志嘉(仮名)さん
「数日前、34歳の同僚が勤務中に突然倒れ、発見されたときにはすでに生命兆候が非常に弱く、病院に搬送されましたが、その夜に亡くなりました」
一般市民だけでなく、中共の高官も相次いで病死しています。9月中旬から約2か月の間に、省部級以上の中共高官が少なくとも16人は病死しており、そのうち15人は中共党員でした。死亡した人の中には、元中共政治局常務委員の呉邦国、元中共国防部長の梁光烈、元中共政法委員長の任建新などが含まれています。
早くもパンデミックの初期段階で、法輪功の創始者・李洪志氏は『理性』という文章で次のように警告しました。「今の「中共ウイルス」(武漢肺炎)のような疫病は目的と目標を定めています。中共ウイルスは邪党の党員、中共邪党の支持者を淘汰するためにやってきたのです」
また、李洪志氏は避難の方法についても明示し、「中共邪党を遠ざけ、邪党を支持しないことです。なぜならば、邪党の背後にいるのは赤色の魔だからです。ならず者のように振る舞い、悪事の限りを尽くしています。神は邪党の根絶に着手し、支持者は全部淘汰されます」と述べています。