北朝鮮はこのほど、 金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長訪中のドキュメンタリー映像(27分間)を放送した。その中でも、妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が中国の習近平国家主席と握手するときの平身低頭の態度が注目されている。
映像では、習氏との2度の握手で、金与正氏は常に90度のお辞儀を交わした。
金与正氏といえば今年2月、韓国の平昌オリンピック開会式で、一段下に立つ文在寅(ムン・ジェイン)大統領が握手をもとめて手を先に突き出すも、彼女がしゃがむことなく応酬、また大統領との会談で顎をあげて傲慢な表情を見せるなど、その態度が物議を醸し出した。
韓中両国首脳へのこの温度差はいったい何を意味するのか。