米国務省が非難 中共の神韻への脅迫がエスカレート 

中国共産党(中共)による神韻への卑劣な攻撃がエスカレートしています。神韻芸術団の本部は26日に再び爆破予告と銃撃の脅迫状を受け取り、高額の現金を要求されました。これに対し、米国務省は非難の声を上げています。

国際的に高い評価を受けている神韻芸術団は2006年に設立され、真の中国の伝統文化を復興し、世界に「共産主義以前の中国」を示すことを目的としています。過去20年間、中共は神韻のバスのタイヤを切り裂く、脅迫状を書く、劇場に圧力をかけるなど、様々な卑劣な手段を使い、神韻の公演を妨害しようとしてきました。しかし現在、それがエスカレートしています。

3月26日、米国の神韻芸術団は複数の脅迫状を受け取りました。その内容は「ニューヨーク州北部、神韻の本部がある龍泉寺に爆弾を設置した」「PayPal」アカウントに5800万ドル(約88億円)を送金するよう要求する」「指定された時間内にお金が振り込まれなければ、爆弾を爆発させる」というものでした。

中国語で書かれた別の脅迫メールには、「近いうちに龍泉寺に忍び込み、そこにいる人々に向けて銃撃し、手榴弾を投げる」という内容が含まれていました。

神韻の広報担当者は、最近の数週間に行われた脅迫や攻撃は、中共が長年、神韻に対して行ってきた妨害活動と関連があると見ています。FBIはこれらの脅迫について通報を受け、調査を進めています。

中共が神韻芸術団に対して行う脅迫や、海外での法輪功迫害の拡大に関して、米国務省の報道官は、新唐人テレビのワシントンD.C.支局のジャック・ブラッドリー記者の質問に応じました。報道官はこれらの行為を強く非難しています。

米国務省のマシュー・ミラー報道官
「我々は、どの国によるものであれ、国境を越えたあらゆる種類の弾圧行為を強く非難します」

国際組織「追査国際」の責任者汪志遠氏
「これは間違いなく中共の行為です。このようなことをするのは中共だけです。数年にわたり、特に最近、その傾向が強まっています。神韻芸術団が世界ツアーを開始してから10年以上が経ちますが、毎年、神韻の公演を妨害する様々な事件が発生しています」

「その理由は、中共が1999年7月20日から法輪功に対する全面的な弾圧と迫害を始め、法輪功を誹謗中傷しているからです」

「神韻の公演には、中共による法輪功への迫害を描いた演目が含まれています。そのため中共は神韻の公演を非常に憎んでいます」

龍泉寺に対する最初の爆破予告の手紙は3月14日に送られてきました。先週、神韻がカリフォルニア州とカナダで公演を行った二つの劇場も、同様の爆破予告を受け、法執行機関が調査に乗り出しています。

汪志遠氏
「これは、中共が真実や神韻のような伝統を称える卓越した芸術公演に直面して、手を尽くし、恐怖に陥り、最も卑劣な手段で阻止しようとしていることを示しています。しかしそれは絵空事です。このような行為は必ず社会全体の注目を集めるでしょう。神韻の宣伝を阻止するどころか、人々が神韻について理解を深める助けにもなるかもしれません」

「これは人々に一つの疑問を投げかけます。中共は一体何をしているのですか?これにより、中共の邪悪な本性や行為が世界中のより多くの人々に理解されるでしょう」

ニューヨークの弁護士、葉寧氏
「このようなテロ攻撃を企てる、または虚偽の犯行予告をするなど、重大な犯罪を起こす中共のスパイや中共が雇った実行者らは、一度米国政府に逮捕されれば、必ず重い罪に問われることになるでしょう」

 
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